税理士試験の合格発表といえば、長く「郵送通知」が基本でした。
特に科目合格の場合は、国税庁からの封筒が届くまで結果が分からず、受験生にとってはとても落ち着かない時間を過ごすことになります。
私が簿記論・財務諸表論に合格した年も、まさにその状況でした。
合格発表日は12月17日。
ただし科目合格の場合、結果はインターネットでは発表されず、国税庁から郵送される通知のみでした。
そのため、合格発表日を過ぎても結果がすぐに分かるわけではありません。
郵便が届くまで、数日間待つ必要があります。
この数日が、本当に長く感じるのです。
発表日を過ぎた週末は、なんとも言えない緊張感の中で過ごしていました。
「もし封筒が来ていなかったらどうしよう」
「今回はだめだったかもしれない」
そんなことを考えながら、郵便受けを何度ものぞきに行ってしまう。
税理士試験の受験生なら、多くの人が経験する瞬間かもしれません。
そしてある日、帰宅して郵便受けを開けると、そこに一通の封筒がありました。
差出人は、国税庁。
あの封筒を見つけた瞬間の気持ちは、今でもはっきり覚えています。
急いで封筒を開けて結果を確認すると――
簿記論・財務諸表論ともに合格。
いわゆる「ダブル合格」でした。
本当にほっとしました。
税理士試験は、1科目ずつ積み重ねていく試験です。
そのため、科目合格の通知は次の受験に向けた大きな励みになります。
応援してくれた方々のおかげで、無事にこの結果を受け取ることができました。
本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。
税理士試験の合格発表はデジタル化が進んでいる
こうした合格発表の方法ですが、近年少しずつ変化しています。
以前は
・官報合格者のみウェブ発表
・科目合格は郵送のみ
という形でした。
しかし最近では制度が変わり、国税庁のホームページで受験番号が科目ごとに発表されるようになりました。
つまり、現在は
・インターネットで受験番号を確認
・その後、郵送通知
という流れになっています。
受験生にとっては、以前よりも早く結果を確認できるようになり、かなり便利になりました。
税理士試験は長い歴史を持つ国家試験ですが、こうした部分でも少しずつデジタル化が進んでいることを感じます。
合格発表は何度経験しても緊張する
税理士試験は5科目合格制です。
そのため、受験生は合格発表を何度も経験することになります。
それでも、発表の日の緊張感は毎年変わりません。
合格しているかどうか分からない時間。
結果を見る瞬間の緊張。
そして合格していたときの安堵感。
税理士試験の受験生活の中でも、合格発表の日は特別な日だと思います。
私自身、これからも税理士試験の勉強を続けていく予定です。
社会人として働きながらの受験は決して簡単ではありませんが、一歩ずつ前に進んでいきたいと思っています。
同じように税理士試験に挑戦している方の参考になれば嬉しいです。
