9月のこと。
大田区蒲田にある個人会計事務所に転職し、トイレ問題等によりわずか1週間で退職した話を記事にしました。
この件で、続報があったわけです。
「給与不払い」
これです。もう絶対、今後どんな理由があっても個人の会計事務所には勤めないと決めました。
そもそも、雇用契約書には、末締めの15日支払について記載がありました。
つまり、9月のわずか1週間であっても勤務した実態があったわけで、翌月10月15日にはその分の給与が支払われるべきでありました。
が!
10月15日の夜になっても、16日の夜になっても、申し出た口座に入金はありませんでした。
ーーーもしかして、私が入る際に購入したというPCの代金と相殺されてむしろ支払請求がくるのではないか(汗)
などという意味不明な恐怖にさいなまれたのです。
夫に相談したところ…
「お互いその件については不幸になるんだからもう連絡取らずにあきらめなよ」
と諭されました。
仕方ないので、「ああ、泣き寝入りか」といったんは矛を収めたわけです。
しかし、17日朝になり、口座への入金がない事実を前に、怒りが込み上げてきたわけです。
「給与の支払いが遅れます」などの連絡すらない、代表者の不誠実さ。
以前の退職面談で「アルバイトという形で時給を支払うことになる」と言っていた代表者の言葉を信じてしまった自分の愚かさ。
入社から1週間たっても、社会保険等の手続きすらされていなかったずさんな労務管理。
もろもろ頭の中をよぎったわけです。
私はもともとジャーナリストでしたから(いまでもその魂は捨てていません)、だれになんと言われようと、徹底的に調べて闘おう!とその昼に決意しました。
早速、「給与不払い」に関してネットで調べると、その使用者は労基法11条、24条に違反するということを確認しました。
続いて、
労働条件相談「ほっとライン」という、厚労省の事業の一つのようなもので、労働者が無料で専門家に相談できる電話を見つけました。フリーダイヤルですが、平日は午後5時以降しか対応していないものです。
労基署に相談する前に、実際のところ自分の給与が本当に支払われるべきものであるのか不安だったため、上記ほっとラインに電話をしてみました。
落ち着いた男性のしっかりされた方がご対応くださいました。
なお、この電話は記録のため、録音されているとのアナウンスが流れ、私としては願ったりかなったりです。もし何か争いになった場合でも、実際に相談した事実が残るわけですから!労基署に行く前に、そう、ここに相談したという事実!
今回の状況として
・タイムカード等の打刻環境がなかった
・正社員として入ったが9/2~9/6の勤務のみで退職した
・退職面談は行った
・労働契約書には末締めの翌月15日支払とあったが支給がない
ということを伝えました。
ほっとラインの担当者は「給与未払いですね。自分で勤務状況をまとめ、使用者に給与を支払うよう要求してください。そのうえで、うまくいかなければ、大田区の労基署の相談窓口にご連絡ください。電話番号もお伝えしますから…」
とあっさりご回答くださいました。
え!?本当に?支払ってもらえる権利あるんだ~!!!!とすっかり励まされてしまいまして、「ありがとうございます!」とお礼を申し上げて、すぐに、思い出せる限りの記憶をたどり、エクセルに①出勤時刻、休憩時間、退勤時刻②かかった交通費③労働契約書から考えられうる時給と金額--を計算してまとめました。
そう、あとは給与不払いをしている代表者に送るだけ。
でもでも!
勇気が出ない💦こわい。
いえ、それでもお金には代えられない。
私は、ジャーナリストなのよ!と奮い立たせ、自分をメタ認知した感じで、他人のトラブルを見て記事を書くつもりで、メールを書きました。
もちろん、
①給与が支払われていないようであること、いつ支給日なのかを確認したいこと
②労働条件ほっとラインの〇〇様に相談して使用者に確認要求し、その後大田区の労基署に相談するよう指示を受けたこと(実はここがとても大事!)
③金額の根拠をエクセルにまとめたから見てほしいこと
を簡潔に書いて…
そして、送信!
もうその夜は眠れませんでした…
といっても寝ましたが…
翌朝。
「申し訳ありません……(省略)……確認して振り込みます」
というメールが入っていました!!!!!
結局私のことはなかったことにされていた事実にがっくりきましたが、声を上げなければ一生この給与は回収できなかったのか…と。。
いえ、それでも「やった!」と心の中でガッツです。
本当に本当に泣き寝入りしなくてよかった…
実際その後いくつかやりとりをして、入金を確認したわけです。
複数の知人への取材によると、個人の会計事務所・税理士事務所においては、こうしたずさんな労務対応が多いとのことでした。
・入社しても2,3週間たっても雇用保険等の手続きをしない(後回し)
・退職者については支給を忘れることが多い
今回、師匠からのありがたい?転職あっせんでしたが、
個人会計事務所に少しでも身を置くことで、身銭を切ってこうした労働環境の悪さや、労務対応のずさんさを知ることができました。
いえ、そんな個人会計事務所ばかりではありませんよ、と言われたとしても、私はもうこりごりです。転職は大手にします。
もし、皆さんが個人の会計事務所等に転職や就職をお考えの場合、この記事をご参考になさってください。