シジュウカラの社会note

食と農、会計税務、学び直しを切り口に、 社会のしくみを考えるための思考ノートです。人は、いつでも設計しなおせる。

人の成長曲線は直線ではない|停滞期を超えた瞬間に起きる“飛躍”の正体

努力しているのに成果が出ない。
むしろ後退しているように感じる。

そんな経験はありませんか。

実はそれは失敗ではなく、急成長前に必ず訪れる「停滞期」「潜伏期」かもしれません。
人の成長は直線ではなく、ある時期までは伸びず、ある瞬間に急上昇する特徴があります。

この構造を知っているかどうかで、停滞期との向き合い方は大きく変わります。


成長曲線とは何か

成長曲線

停滞期を「失敗」と思うか、「準備期間」と思うか。

この認識の差は非常に大きいです。

知らなければ焦ります。
自己否定が始まります。
やめたくなります。

しかし知っていれば違います。

「今は蓄積中」
「もうすぐつながる」

そう思えるだけで、継続率は劇的に上がります。


指導者・コーチに最も必要な視点

学びが顕在化するまでの潜伏期、プラトーの理解は、学習者以上に指導者側に必須の視点です。

なぜなら停滞している本人は、不安でいっぱいだからです。

もし指導者まで焦れば、学習者はさらに不安になります。
しかし指導者が成長曲線を理解していれば、

  • 今は正常な過程

  • ここを超えれば跳ねる

  • まだ積み上げ段階

と落ち着いて支援できます。


実体験|40代未経験から経理独り立ちまで

昨夏から半年契約で、簿記知識ゼロの40代女性を
小規模企業の経理・総務として独り立ちさせるプロジェクトに関わりました。

週1回、5時間の個別指導。合わせてLINEやメールでの質問対応。

  • 仕訳の基礎

  • 社保の仕組み

  • 給与明細作成

  • 申告実務…

などなど、すべてゼロからです。

しかし12月まで大きな変化は見えませんでした。
本当に3月までに間に合うのか。
正直、焦りしかありませんでした。

ところが変化が起きました。

簿記3級一発合格、
年明けは、法定調書・償却資産申告・確定申告--。

繁忙期の実務の中で、知識が一気につながったのです。

理解の速度が変わり、打てば響く状態へ。
典型的な「プラトー突破」でした。


自分自身も同じだったと気づいた

振り返れば、私自身もそうでした。

簿記論も国税徴収法も
2年、3年とあと一歩で不合格。

しかし試験前の最後の2か月で
突然、知識が組み上がる感覚が訪れました。

脳内が覚醒したような状態。
その年は必ず合格していました。

 

飛躍の瞬間って
「おお、きたきたーーー!」じゃなくて

え?急に?なんで?今なの?!

って感じで来ます(笑)

本当に。


停滞は成長の証拠

停滞は無駄ではありません。
むしろ飛躍の前兆です。

大切なのは

  • 停滞を理解する

  • 焦らない

  • 積み上げを続ける

そして指導者は、その時間を守ること。我慢して、信じてサポートし続けること。


指導者として前進する

これから指導者、コーチとしての役割が増えていきます。
だからこそ、この気づきを忘れないようにします。

停滞している人を見るとき。
不安な表情を見るとき。

思い出します。

成長は直線ではない。
必ず跳ねる瞬間がある。

だから今日も前進していく。
静かに、確実に。