いよいよ大学院のプレゼミがスタートしました。修士論文に向けた最初の一歩ともいえるこのプレゼミですが、実際に参加してみてまず感じたのは、「想像以上にやることが多い」という現実でした。
同時に、「ここから本格的に研究が始まる」という緊張感とワクワクも入り混じっています。今回は、プレゼミ初回の様子と、これからテーマ決定に向けてどのように進めていくのか、リアルな体験をもとにまとめていきます。
プレゼミ初回は自己紹介とスケジュール共有が中心
初回のプレゼミは、教授と学生それぞれの自己紹介からスタートしました。あわせて、修士論文を書き上げるまでの大まかなスケジュールについて説明があり、今後の流れを俯瞰できる貴重な時間となりました。
担当の先生は、いわゆる学者肌の方で、これまで難関大学で教鞭をとってこられた経歴をお持ちです。正直、最初は少し緊張していましたが、実際にお話ししてみるととても物腰がやわらかく、丁寧に学生と向き合ってくださる印象でした。
この「安心して質問できる環境」というのは、今後の学びにおいてかなり大きな意味を持ちそうです。
最初の関門は「8月までに修士論文テーマを決めること」
プレゼミで提示された最初の大きな目標は、「8月のプレゼミ終了時までに修士論文のテーマを決めること」。
一見シンプルに見えますが、実際にはかなりハードルが高いと感じています。テーマ次第で研究の方向性が大きく変わるため、ここでの選択は非常に重要です。
そして、そのテーマ決定のために課されたのが次の2つです。
- 基礎的な教科書をしっかり読み込む
- 文献を週2本ずつ読み進める
週2本ということは、単純計算で1ヶ月に約8本。プレゼミ期間中だけでも相当な量になります。「本当にできるのか…?」と不安になるのも正直なところです。
とにかく本を読む日々がスタート
とはいえ、やるしかありません。まずは入門書と基礎書を揃え、さっそく読み進めています。
現在読んでいるのは、法学の基礎を扱った入門書です。三段論法、主張と反論の構造、事実認定の考え方など、論文を書くうえで必要となる基本的なフレームワークが丁寧に解説されています。
これまでなんとなく理解していたことが、言語として整理されていく感覚はとても新鮮です。「論理的に書く」ということの意味を、改めて考えさせられています。
所得税法から学ぶべきだと実感
あわせて、税法のテキストとして所得税法と法人税法にも目を通し始めました。
ざっと読んで感じたのは、「所得税法から先に学ぶべきだ」ということです。法人税法は所得税法の考え方を前提にしている部分が多く、いきなり法人税法から入ると理解が断片的になりやすい印象を受けました。
税理士試験では法人税法が重要科目として位置づけられていますが、学問として体系的に理解するのであれば、所得税法から入る方が自然な流れなのだと思います。
このあたりの気づきも、実際にテキストを手に取ってみたからこそ得られたものです。
気づけば机の上は本だらけに
さらに、他の講義の準備も並行して進めています。ビジネスプランや人材マネジメントなど、それぞれの講義に教科書があり、どんどん本が増えていきます。
気づけば机の上は本だらけ。これまでにない読書量に少し圧倒されつつも、「これが大学院か」と実感しています。
ただ、この圧倒的なインプット量こそが、後のアウトプットにつながるはずです。
テーマ決定への不安と向き合う
正直なところ、「本当にテーマを決められるのか」という不安はあります。
- 自分に書けるテーマが見つかるのか
- 興味と実務が結びつくのか
- 途中で方向性がブレないか
こうした不安は尽きません。
しかし、プレゼミを通じて感じたのは、「最初から完璧なテーマを見つける必要はない」ということです。むしろ、基礎を固めながら興味の芽を見つけ、それを少しずつ育てていくプロセスこそが重要なのだと思います。
まずは“面白い”と感じる力を養う
今の自分にできることはシンプルです。
とにかく読むこと。
そして、その中で「面白い」と感じる感度を磨くこと。
知識が増えることで、見える景色は確実に変わります。最初は理解できなかった内容も、繰り返し触れることで徐々につながっていくはずです。
その積み重ねの先に、自分なりのテーマが見えてくると信じています。
まとめ|プレゼミは“量”と“継続”がすべて
プレゼミが始まったばかりの今、強く感じているのは次の3つです。
- 読書量は想像以上に多い
- 自主的に学ぶ姿勢が求められる
- テーマ決定は早い段階から始まっている
決して楽ではありませんが、その分だけ成長できる環境でもあります。
まずは一冊ずつ、そして文献を一本ずつ。焦らず、しかし止まらずに積み重ねていきたいと思います。
8月に自信を持ってテーマを語れる自分を目指して、今日もまた一ページをめくります。

