シジュウカラの社会note

会計事務所勤務。税理士試験簿記論・財務諸表論・国税徴収法合格。税法免除大学院に進学中。元農業新聞記者。 本ブログでは、社会人として税理士資格取得を目指す過程や大学院での学び直し、会計・税務の実務に関するリアルな体験を発信しています。 仕事・育児・学業を両立しながら学ぶ中で感じたことや、これから社会人で資格取得や大学院進学を考えている方の参考になる情報を届けていきます。

税理士試験まであと2か月。まだまだやれる!5月下旬からやるべきことリスト

― 焦る時期だからこそ「戦略」と「生活」を整える

5月下旬。

税理士試験の本試験である8月4日〜6日まで、あと2か月ほどとなりました。

この時期になると、受験生の空気が少し変わります。

「まだ〇日ある」と思う人もいれば、「もう〇日しかない」と感じる人もいる。

実際、この時期は精神的にかなり揺れやすいです。

答練の点数に一喜一憂し、理論が回らず、計算ミスに落ち込み、「間に合わないかも」という感覚が出てきます。

しかし、毎年感じるのは、5月下旬〜6月の過ごし方で、かなり勝負が決まるということです。

今回は、税理士試験直前期に向けて、5月下旬からやるべきことを整理してみます。

① 「新しいことを増やしすぎない」

この時期にありがちなのが、「まだ足りない」と思って教材を増やすことです。

  • 新しい問題集

  • 新しい理論集

  • YouTube

  • SNS勉強法

  • 他校教材

もちろん必要な場合もあります。

しかし、多くの場合、直前期は「広げる」より「深める」が重要です。

特に税理士試験は、同じ論点を何度も回した人が強い。

知識量というより、“反射速度”が問われます。

そのため、

  • 今使っている教材を回し切る

  • 間違えた問題を潰す

  • 理論を反復する

このほうが得点につながりやすいです。やはり基礎だと思います

② 「できない論点リスト」を作る

この時期は、できる問題を解いて安心しがちです。

しかし、本当に重要なのは「落とす論点」を減らすこと。

おすすめなのが、“できない論点リスト”です。

たとえば、国税徴収法でいえば

  • 差押えの前の通知

  • 動産、不動産などの財産判断を間違う

  • 納税の猶予、換価の猶予などの猶予関連の要件があいまい

などを書き出す。

そして毎日見る。

できない部分を可視化すると、勉強効率がかなり変わります。

逆に、苦手を曖昧にしていると、直前期ほど不安だけが大きくなります。

③ 理論は「完璧主義」より回転数

理論学習で苦しくなる人は多いです。

特に税法科目では、「一字一句合わないとダメなのでは」と不安になります。

もちろん正確性は重要です。

しかし、5月下旬段階では、“回転数”のほうが大切な場合が多い。

まずは、

  • 何を言っている理論か

  • 構造がどうなっているか

  • どこがキーワードか

を押さえる。

そのうえで反復し、徐々に精度を上げていく。

最初から100点を目指して止まるより、70点で何周もしたほうが強くなります。

④ 生活リズムを本試験仕様にする

これはかなり重要です。

税理士試験は、知識だけでなく体力勝負でもあります。

特に本試験3日間は、想像以上に消耗します。

だからこそ、今のうちから、

  • 朝起きる時間

  • 食事時間

  • 勉強開始時間

  • 集中できる時間帯

を整えておく。

夜型の人も、少しずつ本試験時間帯へ寄せていくと、本番がかなり楽になります。

国税徴収法は朝1回目の試験だったので、毎朝5時におきて9時から頭がマックスで動くように整えていました

女性はホルモンバランスが崩れがちなので、漢方薬局でマイルドな気をめぐらす漢方を処方してもらうなど、いろいろ試しました

⑤ SNS比較を減らす

この時期、SNSを見ると焦ります。

  • 今日は10時間勉強

  • 理論○回転

  • 全国模試上位

もちろん刺激になる部分もあります。

しかし、比較しすぎるとメンタルを削られます。

税理士試験は長期戦です。

最後は「昨日の自分より進めたか」の積み重ねになります。

他人の進捗より、自分の継続を大切にしたほうが、結果として安定します。

ですので、LINEで友人と情報交換する以外は、あまりSNSには触れないようにしました。

受験生の派手な勉強方法が目について、逆にストレスになることもあったからです

⑥ 「体調管理」も勉強のうち

直前期ほど、睡眠を削りたくなります。

しかし、睡眠不足は計算ミスを増やします。

また、集中力低下によって、勉強時間のわりに定着しなくなる。

特に社会人受験生や大学院との両立勢は、無理をすると一気に崩れます。

だからこそ、

  • 睡眠

  • 食事

  • 軽い運動

  • 入浴

などの生活維持が重要です。

意外と、散歩や階段移動など軽い運動で頭が整理されることもあります。

⑦ 最後は「積み上げた量」が支える

直前期は不安になります。

「間に合わない」「忘れている」「全然できない」と感じる日もあります。

でも、税理士試験は、ある日突然全部できるようになる試験ではありません。

毎日の反復が、少しずつ積み上がっていく試験です。

だから、焦って特別なことを探すより、

  • 今日の理論

  • 今日の計算

  • 今日の復習

を積み上げる。

結局、最後はそれが一番強いと思います。

まとめ

税理士試験まであと少し

この時期は、不安も焦りも出やすい時期です。

しかし、

  • 教材を増やしすぎない

  • 苦手論点を可視化する

  • 理論は回転数重視

  • 生活リズムを整える

  • SNS比較を減らす

  • 体調管理を大切にする

こうした“土台づくり”が、直前期後半の伸びにつながります。

税理士試験は、短距離走ではなく積み上げ型の試験です。

5月下旬の今だからこそ、焦りだけではなく、「どう積み上げるか」を意識していきたいところです。