シジュウカラの社会note

書き手の私=会計事務所勤務、税理士試験3科目合格、元農業新聞記者! 食と農、会計税務、学び直しを切り口に、 社会のしくみを考えるための思考ノートです。人は、いつでも設計しなおせる。

暴落相場で投資信託を売るべき? 大学院授業料確保で考えた

先日、少しショックな出来事がありました。

社会人の学び直しを支援する制度である
専門実践教育訓練給付金

税法免除大学院でも利用できる制度で、
授業料の**40%程度(最大120万円ほど)**が戻ってくる仕組みです。

私は大学院進学にあたり、この制度を利用する予定でした。
事前にキャリアコンサルティングも受け、ハローワークで相談もしていました。

ところが。

直前になって「受給資格がない」と言われました。

原因は、去年利用した予備校(TAC)の教育訓練給付金。
その影響で、今回の給付金は使えないという判断になったのです。

正直、かなりショックでした。
「120万円戻る」という前提で資金計画を立てていたからです。

とはいえ、大学院進学をやめるという選択肢はありません。
そこで考え始めたのが

授業料120万円をどうねん出するか

という問題でした。


投資信託を解約するという選択

最初に思い浮かんだのは、投資資産です。

私は松井証券で投資信託の積立をしています。
そこで一部を解約して、授業料に充てることを考えました。

ただ、ここで少し迷いました。

現在の相場です。

世界情勢はかなり不安定。
特にアメリカの政治情勢、いわゆる「トランプ情勢」などもあり、
マーケットはかなり荒れています。

いまは株価も大きく下がり、
いわば“暴落局面”

投資の基本からすると、

こういうときは「買い時」であって、売り時ではない。

そのため、

「今、投資信託を解約するのはどうなのか」

という迷いがありました。


さらに発覚したこと

資産状況を整理している中で、
もう一つ驚いたことがありました。

松井証券で保有している投資信託を確認すると、

なんと約6割が特定口座だったのです。

私はほとんどをNISAで運用しているつもりでした。
ところが実際には、かなりの部分が特定口座。

つまり、

税金がかかる口座に資産が残っていた

ということです。

これは完全に自分の管理不足でした。


逆に整理のチャンス

ただ、ここで考え方を変えることにしました。

これはむしろ

資産を整理するチャンス

なのではないか、と。

今年から始まった新NISAは、
長期投資を考えるうえで非常に強力な制度です。

もし特定口座の投資信託を整理すれば、

新NISAへ資産を移すことができる。

つまり今回の出来事は、

資産ポートフォリオを見直す
良いタイミング

とも言えます。


旧NISAの期限も発見

さらに整理していると、
もう一つ気づきました。

以前の旧NISAの投資信託の中に、

来年中に特定口座へ移ってしまうもの

があったのです。

旧NISAは非課税期間が終了すると、
特定口座へ移されます。

つまり、そのままにしておくと

将来の利益に税金がかかる可能性

がある。

今回の資産整理は、
この問題に気づくきっかけにもなりました。


今は売り時ではない。でも

投資の原則から言えば、

いまは売り時ではない。

それはよく分かっています。

暴落局面で売るのは、
長期投資の観点では合理的とは言えません。

ただ今回の場合、

大学院の授業料という明確な目的

があります。

そして大学院での学びは、

・税理士資格
・キャリア
・将来の収入

につながる投資でもあります。

そう考えると、

一部の資産を現金化する判断も間違いではない

のではないかと思っています。


焦らない、でも動く

投資も人生も同じですが、

焦って判断するのはよくありません。

だからこそ、

・どの投資信託を売るのか
・新NISAへどう移すのか
・資産配分をどうするのか

を落ち着いて整理していこうと思います。

給付金が使えなかったのは残念ですが、
結果的には

資産を見直す良いきっかけ

になったのかもしれません。

そして何より、

大学院での学びはこれからです。